生成AIの有料プランを選ぶとき、月額料金だけを見て決めてしまうと、あとから「この機能も使いたかった」と気づくことがあります。
画像や動画を作りたいのか、ファイルをAIに読み込ませて作業したいのか、それとも普段使っているSNSやGoogleサービスと一緒にAIを活用したいのか。使い方によって、確認したいポイントは変わります。
Metaは2026年9月15日(米国時間)、新たなサブスクリプションサービス「Meta One」を発表しました。日本語版ニュースルームでは9月16日に公開されています。
Meta Oneには、Instagram・Facebook・WhatsAppの単体プランに加えて、個人向けの「Core」「Premium」などのバンドルプランがあります。
今回は、AI機能を利用できる個人向け有料プランという条件で、「Meta One Core」「Google AI Plus」「ChatGPT Go」の料金や特徴を比較します。
なお、料金表記は各社の日本向け公式情報に合わせています。Meta Oneは公式発表で価格が税込と明記されているため「税込」と記載し、Google AI PlusとChatGPT Goは、日本向け公式ページで確認できる表示価格をそのまま掲載しています。
※料金・サービス内容は2026年9月17日時点で各社の日本向け公式情報から確認した内容です。税込表記は、公式情報で確認できた場合のみ記載しています。料金や機能、特典は変更される場合があります。
まずは3サービスの違いを簡単に確認

3サービスはいずれもAIを利用できる有料プランですが、料金に含まれる機能やサービスには違いがあります。
Meta One Coreは、Instagram・Facebook・WhatsAppの追加機能とMeta AIを組み合わせたプランです。普段からMetaのSNSを使っていて、AIだけでなくSNS側の追加機能も利用したい場合は、AI機能とSNSの付加機能をまとめて確認できます。
Google AI Plusは、Geminiに加えてGoogle Flow、GmailなどのGoogleサービス、400GBのストレージをまとめて利用できます。GoogleドライブやGoogleフォトを日常的に使っている場合は、AI以外の付帯サービスも比較ポイントになります。
ChatGPT Goは、画像生成、ファイルアップロード、高度なデータ分析など、ChatGPTの対象機能をFreeより広く利用できるプランです。資料を読み込ませたり、データを分析したりする用途を考えている場合は、各機能の利用上限を確認しておきたいところです。
Meta OneはSNSの追加機能とAIを組み合わせた新サブスク
日本では、Instagram Plusが月額319円、Facebook Plusが月額319円、WhatsApp Plusが月額239円で提供されています。
個人向けのバンドルプランでは、Meta One Coreが月額949円(税込)、Premiumが月額2,900円(税込)です。Meta公式では、日本向けの価格表記をすべて税込として案内しています。
Meta One Coreには、Instagram Plus・Facebook Plus・WhatsApp Plusの機能が含まれます。
さらに、ボイスエフェクトやクリエイティブツールなどの利用枠が広がり、Meta AIで生成できる画像や動画の数も増えます。
Instagramのストーリーズで利用できるAI機能「Restyle」もCoreの機能として案内されていますが、現時点では日本未対応です。
一方、Meta AIを含む各アプリの基本機能は、引き続き無料で利用できます。
そのためMeta One Coreを検討するときは、AI機能だけを見るのではなく、Instagram・Facebook・WhatsAppの追加機能まで利用するかどうかも確認しておくと、自分に必要なサービスか判断しやすくなります。
Meta One Core・Google AI Plus・ChatGPT Goを比較
3サービスの違いを一覧で見ると、月額料金だけでなく、料金に含まれるサービスの方向性が異なることが分かります。
| 比較項目 | Meta One Core | Google AI Plus | ChatGPT Go |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 949円(税込) | 725円 | 1,400円 |
| 主なAI | Meta AI | Gemini | ChatGPT |
| 画像生成 | 利用枠拡大 | 利用可能 | Freeより利用上限拡大 |
| 動画生成 | 利用枠拡大 | 利用可能 | Go主要特典として明記なし |
| 主な特徴 | Instagram・Facebook・WhatsAppの追加機能+AI | Gemini+Googleサービス+400GBストレージ | 画像生成・ファイル・データ分析などの利用上限拡大 |
| ファイル利用・分析 | Core主要特典として明記なし | ファイル利用は可能だが、Plus固有の主要特典としては明記なし | ファイルアップロード・高度なデータ分析に対応 |
| クラウドストレージ | Core主要特典として明記なし | 400GB | 容量表記付き特典は主要情報で案内なし |
| 対象者向け特典 | 一般向け割引は今回確認した公式発表に記載なし | 対象大学生は1年間無料 | 条件付きプロモーションあり |
※「明記なし」は、その機能を利用できないという意味ではありません。2026年9月17日時点で確認した各社の主要な公式情報において、比較対象プランの主要特典として明確に案内されていないことを示しています。
特にGoogle AI Plusについては、ファイルを利用できないという意味ではありません。Geminiではファイルを扱える一方、今回の比較ではChatGPT Goのように「高度なデータ分析」が主要特典として前面に案内されているかどうかという観点で整理しています。
Meta One CoreはSNSを使いながらAIも利用したい場合に確認
Meta One Coreの特徴は、Meta AIだけでなく、Instagram・Facebook・WhatsAppの追加機能も一つのプランにまとめられていることです。
例えば、普段からInstagramで投稿やストーリーズを作成し、FacebookやWhatsAppも利用している場合は、AI機能だけでなくSNS側の追加機能も含めて検討できます。
反対に、MetaのSNSをほとんど利用せず、AIによるファイル分析やデータ処理を中心に考えている場合は、他サービスとの機能差も確認しておくと比較しやすくなります。
Meta One Coreは、「SNSの追加機能+Meta AI」という組み合わせに特徴があるプランです。
Google AI PlusはGeminiとGoogleサービスをまとめて利用

Geminiアプリでは、無料版の2倍の使用量上限が設定されています。動画生成なども利用でき、AIクリエイティブスタジオ「Google Flow」で使える200 Google Flowクレジット(月次)も含まれています。
Gemini Notebookでは、無料版と比較して、音声概要やノートブックなどの利用上限が5倍になります。また、Gemini in GmailやGemini in Google Vidsなど、Googleの各種サービスからGeminiを利用できる点も特徴です。
さらに、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで共通して利用できる400GBのクラウドストレージが付帯します。
例えば、普段からGoogleドライブにファイルを保存したり、Gmailを仕事や学習で使ったりしている場合は、AIの利用枠だけでなく、ストレージやGoogleサービスとの連携まで含めて比較できます。
動画生成やAIを使ったクリエイティブ制作に関心がある場合は、Google Flowで利用できるクレジットも確認しておきたいポイントです。
Google AI Plusは、「Gemini+Googleサービス+ストレージ」をまとめて利用したい人にとって、料金以外の付帯サービスも確認しやすいプランです。
ChatGPT Goはファイルやデータ分析も利用したい場合に確認
ChatGPT Goは、日本向け公式料金ページで月額1,400円と表示されている個人向け有料プランです。
Goでは、画像生成やファイルアップロード、高度なデータ分析などについて、Freeより利用上限が引き上げられています。また、より長いメモリも利用できます。
例えば、文章を作成するだけでなく、資料や表計算ファイルを読み込ませて内容を整理したい場合や、データを分析したい場合は、こうした機能が比較ポイントになります。
日常的なテキストチャットはFree・Goともに無制限と案内されています。一方、画像生成やファイルアップロード、データ分析などには、それぞれ利用上限があります。
なお、今回確認したGoの主要特典には動画生成が明記されていません。そのため、この記事では動画生成について対応・非対応を断定していません。
ChatGPT Goは、SNSや容量付きクラウドストレージをまとめたサービスというより、ChatGPTの画像生成・ファイル利用・データ分析などをFreeより幅広く利用するためのプランとして考えると分かりやすいでしょう。
Google AI Plusは対象大学生なら1年間無料
通常料金とあわせて確認しておきたいのが、対象者向けの特典です。
Googleでは、利用資格を満たす18歳以上の大学生を対象に、Google AI Plusを1年間無料で利用できる学生向け特典を提供しています。
この特典には、Geminiの利用枠や400GBのクラウドストレージなどが含まれます。
2026年12月31日までに利用する必要があり、申し込み時には支払い方法の登録が必要です。事前に解約しない場合は、無料期間終了後に通常料金の月額725円が自動的に請求されます。
対象となる学生は、通常料金で申し込む前に、自分が利用条件を満たしているか確認しておきましょう。
ChatGPT Goには条件付きのプロモーションも
ChatGPT Goについては、提携先などを通じてプロモーションコードが提供される場合があります。
対象者や無料期間、割引内容、自動更新の有無などはプロモーションごとに異なるため、利用する場合は通常料金だけでなく、適用条件も確認しておきたいところです。
一方、Meta One Coreについては、今回確認したMetaの日本向け公式発表では、一般ユーザー向けの初月無料や期間限定割引は案内されていません。
料金だけでなく「普段の使い方」で比較する
3サービスを比較すると、それぞれ料金に含まれるサービスの方向性が異なります。
Meta One Coreは、Instagram・Facebook・WhatsAppを普段から利用している人にとって、SNSの追加機能とMeta AIをまとめて確認できるプランです。
Google AI Plusは、GeminiだけでなくGoogle FlowやGmailなどのGoogleサービス、400GBのストレージまで含めて利用できる点が特徴です。
ChatGPT Goは、画像生成やファイルアップロード、高度なデータ分析、長いメモリなど、ChatGPTの対象機能をFreeより広く利用できます。
そのため、料金だけを比較するよりも、「AIで何をしたいのか」「普段どのサービスを使っているのか」を考えると、それぞれの違いが分かりやすくなります。
例えば、InstagramやFacebookを日常的に使っているならMeta One Core、GoogleドライブやGoogleフォトを利用しているならGoogle AI Plus、資料や表計算ファイルをAIに読み込ませたりデータ分析を行ったりするならChatGPT Goというように、普段の使い方から必要な機能を確認していく方法があります。
まとめ
今回比較したMeta One Core、Google AI Plus、ChatGPT Goは、いずれもAI機能を利用できる有料プランですが、料金に含まれる内容には違いがあります。
Meta One Coreは、Instagram・Facebook・WhatsAppの追加機能とMeta AIの利用枠拡大を組み合わせたプランです。
Google AI Plusは、Geminiの利用枠拡大に加えて、Google Flow、Googleサービスとの連携、400GBのストレージが含まれます。
ChatGPT Goは、画像生成、ファイルアップロード、高度なデータ分析、長いメモリなど、ChatGPTの対象機能をFreeより広く利用できることが特徴です。
月額料金は、Meta One Coreが949円(税込)、Google AI Plusが725円、ChatGPT Goが1,400円です。
ただし、料金だけで比較するのではなく、「AIで何をしたいのか」「普段どのサービスを使っているのか」を考えることも大切です。
InstagramやFacebookなどを日常的に使っているのか、GoogleドライブやGoogleフォトのストレージも必要なのか、ChatGPTでファイルやデータを扱う機会が多いのか。普段の使い方に置き換えて確認すると、自分に必要な機能を整理しやすくなります。
また、Google AI Plusには対象となる18歳以上の大学生向けに1年間無料となる特典があり、ChatGPT Goにも条件付きのプロモーションがあります。通常料金だけでなく、申し込み時点で利用できる特典があるか確認することもポイントです。
料金や機能、特典は今後変更される可能性があります。申し込みを検討する際は、各社の公式ページで最新情報を確認してください。


