家電って、お店で見たときは「これいいかも」と思っていても、いざ家で使うと「あれ、思ってたのと違う…」と感じることがありますよね。サイズ感や動作音、使いやすさなど、毎日使うものほど、店頭だけでは判断しきれないポイントがたくさん出てきます。だからこそ、「買う前に実際の生活環境で試してみたい」と感じる人も増えてきているのです。
そんな中で始まったのが、ビックカメラの「持ち帰りレンタル」です。
2026年3月14日から、ビックカメラ池袋西口IT tower店で、エアークローゼットが運営する家電レンタルサービス「airCloset Mall」と連携した持ち帰りレンタルがスタートしています。
店頭で申し込みを行うと、その日のうちに商品を持ち帰って自宅で試せるのが大きな特徴です。
ビックカメラの持ち帰りレンタルとは? airCloset Mallの仕組み

今回の持ち帰りレンタルは、ビックカメラと airCloset Mall が組んで始めた新しい「試してから買う」体験です。
ビックカメラの店頭商品を、そのままレンタルとして持ち帰れる仕組みになっており、エアークローゼット側が与信審査、在庫管理、回収、メンテナンスなどの運用基盤を担い、「申し込み→持ち帰り→返却」の流れを一体的にサポートしています。
この取り組みの背景には、家電の高価格化・多機能化があります。
スペック表や店頭での短い説明だけでは実際の使用感がつかみにくい商品が増え、「本当に自分の生活に合うのか」を確かめたいというニーズが高まっていると、エアークローゼット側も説明しています。
このサービスは、そのニーズに応える形で、「店頭で見て、その場でレンタルして自宅で試す」という新しい購買体験として位置づけられています。
サービス開始後は、利用状況を見ながら他店舗への展開も検討される予定です。
家電を買う前に家で試せるメリット
このサービスの大きなメリットは、店頭だけでは見えにくい部分を、自宅で確認できることです。
たとえば動作音です。
お店では周囲がにぎやかなので気にならなくても、在宅ワーク中や就寝時に置くと、意外に気になることがあります。
また、サイズ感も同様で、売り場ではコンパクトに見えても、実際に自分の棚やデスクの横に置くと圧迫感が出るケースがあります。
さらに、使いやすさは、生活の流れに組み入れてみないと見えてきません。
- 朝の忙しい時間帯に、簡単に操作できるか
- 昼の短い休憩中に、出し入れがしやすいか
- 片付けや手入れが負担にならないか
こうした点を自分の生活環境で実際に動かしてみることこそが、今回の持ち帰りレンタルの狙いです。
在宅環境で使う家電を選びたい人に向いている理由
この仕組みは、在宅環境で使う家電の「暮らしとの相性」を見たい人にはとくに使いやすいサービスです。
- 朝に使う美容家電なら、忙しい時間でも無理なく使えるか
- 昼に使う調理家電なら、短い休憩の中で扱いやすいか
- 仕事中につかう空気清浄機や掃除家電なら、動作音が気にならないか
こうした点は、自宅で試してみないと、なかなか判断しにくいです。
実際、ビックカメラとairCloset Mallは、2025年11月6日から2026年4月30日まで、全国直営42店舗とビックカメラ・ドットコムで「試してから買う」体験の実証実験を実施しています。
対象は、美容家電、掃除家電、生活家電など、家での使用感を確かめたいニーズが強い商品が中心です。
複数のメディアでは、「美容家電・掃除機・調理家電など、400点以上が対象と報じられています」。
このように、家電選びで「自宅で試したい」ニーズが強いカテゴリと、このサービスの相性がとても良いことがわかります。
ビックカメラ池袋西口IT tower店の場所とフロア構成
このサービスが始まった、ビックカメラ池袋西口IT tower店は、2026年3月14日にオープンした新店舗です。
店舗は池袋駅C4出口直結、営業時間は10時〜21時で、2階から4階までの3フロア構成と案内されています。
店舗案内では、2階が「食」、3階が「衣」、4階が「住」というテーマが伝えられています。
一方、airCloset Mall側のプレスリリースでは「3階『住』フロア内にブース設置」と明記されており、一部の報道記事では「4階『住』フロアに設置」などと表記されています。
このように、店舗案内と报道・プレスリリースの記載に少しずれがあるため、階数を断定せず、
- 「ビックカメラ池袋西口IT tower店内で展開されている持ち帰りレンタルサービス」
- 「『住』フロア内にairCloset Mall専用ブースが設置されている」
といった書き方をすると、読者にとっても誤解が少なく、安心です。
なぜ今このサービスが始まったのか

今回の取り組みは、単発のキャンペーンというより、2025年11月からの実証実験をさらに進化させた形です。
前述の通り、ビックカメラと airCloset Mallは、2025年11月6日から2026年4月30日まで、全国直営42店舗とビックカメラ・ドットコムで「お試し消費」を拡大する実証実験を進めています。
この実験では、店頭やECで購入を検討中の顧客に対して、airCloset Mall を案内して、オンラインでレンタル→自宅でお試し→納得できれば購入という流れを提供してきました。
今回のビックカメラ池袋西口IT towerでは、こうした流れをさらに進化させ、「店頭で見て、その場で申し込み・その日のうちに持ち帰りレンタル」という、「店頭+自宅」の実体験型サービスに拡大したと見られます。
つまり、「試してから買う」を、オンライン中心から「店頭での体験+持ち帰り」に近づけた取り組みと捉えると、理解しやすいです。
airCloset Mall と GOOPASS の違い
似た文脈で比較しやすいサービスに、カメラやレンズのレンタルで知られるGOOPASS(グーパス)があります。
ただ、この2つは似ているようで、目的がかなり違います。
- airCloset Mall:
家電や暮らしに関わる商品を「自宅で使ってみて、暮らしに合うか」を判断しやすいサービスです。
試しレンタルで購入を検討しやすい仕組みが特徴で、空気清浄機・掃除家電・美容家電・調理家電など、「毎日の暮らしの中でちゃんと使うか」が大事な商品に向いています。 - GOOPASS:
カメラやレンズなどの撮影機材を、期間限定で必要な機材だけ借りることを前提としたサービスです。
GOOPASS公式サイトや関連記事によると、1泊2日1,188円から利用できるワンタイムプランや、サブスクプランは「月額2,970円〜」の定額制で、商品のRANKに応じて価格が変わる仕組みとなっています。
ざっくり分けると、
- airCloset Mallは「暮らしに合う家電を見たい」
- GOOPASSは「この撮影にこの機材を使いたい」
という方向性で使い分けがしやすいです。
在宅ワーカー目線で見た使い分け
在宅環境で使う家電を選びたいなら、airCloset Mall はかなり見やすいサービスです。
空気清浄機、ロボット掃除機、美容家電、調理家電などは、「毎日の生活に自然に組み入れられるか」が重要です。
- 仕事中に動作音が気にならないか
- 出し入れや手入れが負担にならないか
- 生活の動線の中で邪魔にならないか
こうした点は、自宅で試してみる価値が大きいため、今回の持ち帰りレンタルや先行実証実験の対象カテゴリーとしても、方向性がはっきりしています。
一方で、GOOPASS はレビュー撮影、イベント、旅行、取材、作品づくりなど、撮影用途が先にある人向けです。
- 短期間で特定の機材を使いたい
- 購入前に試し撮りしてみたい
といった場面では、GOOPASSのほうが使いやすい設計になっています。
ビックカメラの持ち帰りレンタルを使う前に見ておきたいこと
もし持ち帰りレンタルを利用するなら、「何を確かめたいか」を事前に決めておくと、失敗しにくくなります。
たとえば、以下のような視点を持ちながら試してみると、確認しやすくなります。
- 置き場所に無理はないか(収納スペースや通路の邪魔にならないか)
- 在宅ワーク中や就寝時に動作音が気にならないか
- 出し入れや手入れが負担にならないか
- 毎日の生活動線の中で、自然に使えるか
高額家電ほど、スペックの良し悪しだけでなく、自分の暮らしに合うかどうかを見極める意味が大きくなります。今回の持ち帰りレンタルは、そうした「暮らしとの相性」を購入前に確認しやすくする仕組みとして捉えると、とても分かりやすいです。
まとめ
ビックカメラ池袋西口IT tower店で始まったairCloset Mall の持ち帰りレンタルは、家電選びを「店頭で見るだけ」から「家で試してから考える」へ近づけるサービスです。
店頭で気になった商品を、その日のうちに持ち帰って自宅で使ってみることができ、納得できれば購入し、気に入らなければ返却する流れになっています。
家電は、スペックだけでは決めにくい商品が増えています。特に在宅環境で使うものほど、動作音や置きやすさ、使い勝手といった「暮らしとの相性」が大事になります。
そうした点を買う前に自宅で試せるという仕組みは、多くのユーザーにとって、信頼して選べる便利な選択肢になるでしょう。
そして同じ「レンタル」でも、airCloset Mall と GOOPASS では向いている用途が異なります。
- 暮らしに合う家電を選ぶか
- 撮影に合う機材を選ぶか
この二つを分けて考えると、自分に合ったサービス選びがしやすくなります。

