気になるニュースを開いたら、続きは有料会員向けだった。そんな経験はありませんか。無料記事でも出来事は追えますが、背景をじっくり調べたいときには、電子新聞の有料購読も選択肢になります。
2026年10月15日、朝日新聞デジタルの「秋トクキャンペーン」が始まりました。最初の2か月間はそれぞれ月額100円という企画です。ただし、安くなる期間だけでなく、対象者や3か月目からの料金も確認する必要があります。
今回は朝日新聞デジタル・毎日新聞デジタル・産経ニュースを取り上げ、通常月額と期間限定の割引、利用できる機能、契約時の注意点を比べます。
※情報の基準日は2026年10月20日。料金は税込です。
朝日新聞デジタルの「秋トク」は初回の有料購読者が対象

朝日新聞デジタル「秋トクキャンペーン」の公式要項によると、対象は朝日新聞デジタルの有料コースを初めて申し込む人です。申込期間は2026年10月15日0時から11月18日23時59分まで。対象のスタンダードコースは通常月額1,980円ですが、最初の2か月間は月額100円になります。
通常2か月分は3,960円、割引後は200円。差額は3,760円です。継続利用の総額ではありません。公式要項では10月15日に申し込んだ場合、12月15日から通常料金になる例を示しています。
過去に朝日新聞デジタルの有料コースを申し込んだ人、現在有料コースを利用している人、別の有料コースから変更する人は対象外。特典は1回限りです。キャンペーン契約はいつでも解約でき、違約金はありません。ただし自動的に終了せず、3か月目から通常料金がかかります。
さらに、購読1か月目に別コースへの変更を申し込むと、2か月目の100円割引が適用されません。変更後の料金は次回決済日から発生します。契約歴とコース変更の予定まで確認しておきましょう。
朝日新聞デジタル|解説と異なる視点を読みたい人に
朝日新聞デジタルのスタンダードコースでは、有料記事を本数制限なく閲覧できます。
特徴は、専門分野の識者が記事に意見を寄せる「コメントプラス」と、編集者が選んだニュースを短い解説付きで紹介する「ニュースの要点」。概要を把握したうえで背景や異なる見方を探したい人に向いています。
公式特設ページには、連載・記者・ジャンルなどのフォロー機能や、記事の要点を整理する「AI記事ガイド(β版)」も掲載されています。ただし、AI記事ガイドは一部の記事に限定された機能です。ポッドキャストやニュースレターに加え、朝日GAMES・朝日新聞レシピもスタンダードコースのサービスとして案内されています。
毎日新聞デジタル|海外の経済記事も読みたい人に
毎日新聞デジタルのスタンダードプランは、1か月更新で月額1,078円。毎日新聞の有料記事に加え、米国の経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」の記事を利用できることが特徴です。
国内の社会ニュースと海外企業の動きをあわせて調べたい人に適しています。ただし、利用開始にはWSJの初回登録手続きが必要です。その後はWSJのサイトやアプリにログインして閲覧できます。
公式FAQでは、英語版や中国語版なども対象とされていますが、バロンズや一部コンテンツは利用できません。WSJのすべてのコンテンツが対象という意味ではありません。
ほかに、記事保存・メモやアプリ限定のダイジェストも利用できます。
毎日新聞社の2026年10月7日付発表によると、10月7日12時から11月18日17時まで「秋得キャンペーン2026」を実施中です。対象となる1か月自動更新のスタンダードプランは、最初の3か月が月額539円、4か月目から通常の1,078円に戻ります。1か月自動更新の初回利用者が対象で、過去に対象プランを無料・割引利用した人も、解約から1年以上経過すれば対象になる場合があります。さらに秋得の申込者で「まいポ」に初めてログインする人には、200ポイントの特典も案内されています。
6か月・12か月コースもありますが、表では月払いを比較します。通常の1か月更新コースは原則として申込日から1か月ごとに自動更新され、支払い済み料金は返金されません。
産経ニュース|記事だけか、紙面も読むかで選ぶ
産経ニュースの産経ニュース ベーシックプランは月額990円。無料会員向けの記事とは異なる、鍵の付いた有料記事を閲覧するプランです。
記事の保存や、特集・連載・執筆者のフォロー機能は公式ヘルプで案内されています。テーマを継続して追う際に使えます。
新聞のレイアウトでも読みたい人には、月額2,750円の産経ニュース スタンダードプランがあります。こちらは有料記事に加えて産経新聞の紙面ビューアーを利用できます。「産経電子版 For 産経iD」は、産経新聞社の公式案内からも移動できる購読窓口です。
18〜25歳向けには、スタンダード相当の内容を月額990円で利用できるU25プランもあります。26歳の誕生日後、最初の更新日に通常のスタンダードへ自動変更されます。
新聞サブスク3社の料金・特徴を比較
| 比較項目 | 朝日新聞デジタル | 毎日新聞デジタル | 産経ニュース |
|---|---|---|---|
| サービス名 | 朝日新聞デジタル | 毎日新聞デジタル | 産経ニュース |
| 比較プラン | スタンダードコース | スタンダードプラン | 産経ニュース ベーシックプラン |
| 通常月額(税込) | 1,980円 | 1,078円 | 990円 |
| 特徴 | コメントプラス・ニュースの要点 | 有料記事・WSJの記事閲覧 | 有料記事の閲覧 |
| 便利な機能・選択肢 | フォロー機能・AI記事ガイドβ(一部記事) | WSJ多言語版(一部対象外) | 上位プランで紙面ビューアー |
| 限定価格など | 最初の2か月は各月100円 | 最初の3か月は各月539円 | U25は18〜25歳・月額990円 |
※日本語対応・円建て・宅配契約不要の個人向け月払い通常料金で比較。キャンペーンの期間や申込資格は異なり、限定価格は参考情報です。
産経ベーシックには紙面ビューアーが付きません。毎日のWSJにも対象外コンテンツがあります。
契約前は更新日・解約・プラン変更を確認

朝日新聞の秋トクはいつでも解約でき、違約金はありません。ただし解約しなければ3か月目から通常料金となり、1か月目のコース変更は2か月目の割引に影響します。手続きの際は公式解約ガイドで自分の契約経路を確認してください。
毎日新聞は公式解約FAQで手順を案内しています。途中解約でも日割り減額はなく、原則として有効期限まで利用できます。秋得は4か月目から月額1,078円に戻ります。
産経ニュースのU25は26歳の誕生日後、最初の更新日に月額2,750円のスタンダードへ自動変更されます。変更を避けるには26歳の誕生日前日23時59分までに、ベーシックへの変更または解約を行う必要があります。公式契約FAQでは、プラン変更申請後は次回更新日まで解約や変更申請の取消しができないとも案内されています。通常の解約申請の取消しとは異なります。
まとめ
朝日新聞デジタルはニュースの背景や多様な意見、毎日新聞デジタルはWSJや記事保存を組み合わせた情報収集、産経ニュースは記事閲覧と紙面閲覧の選択肢に特徴があります。
朝日新聞の秋トクキャンペーンは11月18日23時59分まで、毎日新聞の秋得キャンペーンは同日17時まで。どちらも割引後は通常料金に戻ります。読みたい記事だけでなく、更新日と解約条件も確かめ、自分の予算と利用目的に合う購読方法を選んでみてください。


