在宅ワークは通勤がなくてラクです。けれど、ずっと家だけで回そうとすると、集中できない日や、Web会議が重なる日、気分を切り替えたい日がどうしても出てきます。そんなときに欲しくなるのが、「毎日は通わないけど、必要な日だけ使える第2の仕事場」です。
ちょうど今、その流れを後押しするニュースが出ました。
nexのシェアオフィスブランド「THE HUB」は、2026年4月時点で自社拠点と提携拠点を合わせたワークスペースが1,828か所に広がったと発表しています。背景として、リモートワークやハイブリッドワークの定着で、自宅・外出先・サテライトオフィスを柔軟に使い分ける働き方が広がっていると説明しています。
今回はこのニュースをきっかけに、在宅ワーカーが実際に使いやすいコワーキングとして、THE HUB、BIZcomfort、fabbitの3つを比較します。
結論からいうと、広く柔軟に使いたいならTHE HUB、近所で日常使いしたいならBIZcomfort、拠点を見て不定期で使いたいならfabbitという分け方がいちばん分かりやすいです。
まずは3サービスをざっくり比較
| サービス | 料金目安 | 強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| THE HUB | スポット0円+従量課金(220円/30分~) ビジネス6,600円/月~、全拠点16,500円/月 | 提携含む1,828か所のネットワークの広さ。必要な日に使いやすい | 家メインで、ときどき外に出たい人 |
| BIZcomfort | ドロップイン330円/時~・1,100円/日~ 毎日プラン5,500円/月~、全拠点22,000円/月 | 料金体系が分かりやすく、近所で習慣化しやすい | 生活圏に固定の逃げ場がほしい人 |
| fabbit | 1時間550円~、1DAY1,430円~ 回数券10回11,000円(fabbit八王子拠点例) | 使いたい拠点が合えば不定期利用しやすい | 行動範囲に合う拠点を見つけて使いたい人 |
※表内の料金は2026年4月時点の公式情報ベースです。fabbitは拠点ごとに料金差があるため、比較では公式ページで回数券料金まで確認できる「fabbit八王子」を例にしています。
THE HUBが今いちばんニュース性を持っている理由

今回の主役はやはりTHE HUBです。ニュースとして強いのは、単に拠点が増えたという話ではなく、在宅メインの人でも「今日は家以外で働こう」を選びやすい環境が広がっていることを1,828か所突破という数字で見せてくれた点です。
料金も、スポット利用は月額0円+従量課金(220円/30分~)、ビジネスプランは6,600円から、全拠点プランは16,500円なので、「毎月フル活用しないかもしれない」という人でも検討しやすい形です。
特に在宅ワーカーとの相性がいいのは、毎日通う前提ではなくても成立しやすいところです。今日は会議が多い、家だと雑音が気になる、少し外で集中したい。そんなたまにある困りごとに対して、全国規模のネットワークを持つサービスはやはり強いです。
BIZcomfortは「近所に仕事場を1つ持つ」感覚で使いやすい
BIZcomfortの良さは、料金の考え方がかなり分かりやすいことです。
ドロップインは330円/時間から、1日利用は1,100円から、毎日プランは5,500円/月から、エリアプランは13,200円/月から、全拠点プランは22,000円/月です。いきなり高い月額を払うのではなく、まずは一時利用から試しやすいのが強みです。
しかもBIZcomfortは、全国一律の見せ方だけでなく、各拠点の料金各拠点の料金が見やすいのも安心感があります。
例:BIZcomfort浜松は、ドロップイン440円/時、1,650円/日、毎日プラン11,000円、東海プラン14,300円、全拠点プラン22,000円です。静岡県内で探したい人にとっても、比較しやすいサービスと言えます。
fabbitは「使いたい拠点があるなら候補に入る」タイプ
fabbitは、THE HUBやBIZcomfortのようにブランド全体の料金をひとことで言い切るより、自分の生活圏や移動先に合う拠点があるかで見るほうが向いています。
公式サイトを見ると、梅田、札幌、八王子、青山、銀座、渋谷、福岡など主要都市に拠点があります。
料金は拠点ごとに違いますが、たとえばfabbit八王子では1時間利用550円、1DAY PASS1,430円、回数券は5枚6,600円、10枚11,000円です。月2回から4回くらいの利用なら、こうした回数券はかなり現実的です。毎月の固定費を重くしたくない人には、こういう選び方もありです。
利用頻度で見ると選びやすい
| 使い方 | 合いやすいサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 月に1~3回、必要な日だけ外で働きたい | THE HUB fabbit | THE HUBはスポット利用から入りやすく、fabbitは拠点によって1時間利用や回数券が使える |
| 週1~数回、近所で安定して使いたい | BIZcomfort | ドロップインから月額までつながりが自然で、近所の拠点を持つ感覚で使いやすい |
| 出張や外出先でも使える柔軟さがほしい | THE HUB | 1,828か所突破のネットワークが今回の最大の強み |
| 静岡・浜松周辺で現実的に探したい | BIZcomfort | 浜松拠点や東海プランが見えやすく、料金も把握しやすい |
※この表は各社の公式料金・拠点情報をもとに整理しています。fabbitの料金は拠点差があるため、ここでも八王子拠点の公開情報を参考にしています。
結局どれを選ぶべきか
いちばんニュース性があり、記事の軸にしやすいのはTHE HUBです。1,828か所突破という数字はやはり強く、「家だけじゃない働き方」が広がっていることを伝えやすいです。記事の主役に置くならここで間違いありません。
ただ、読者が実際に選ぶ場面まで考えると、答えは1つではありません。
- 広く柔軟に使いたいならTHE HUB
- 近所に固定の居場所を持ちたいならBIZcomfort
- 料金や立地が合う拠点を不定期で使いたいならfabbit
この3つの役割分担で考えると、かなり分かりやすくなります。
まとめ

在宅ワーカーの仕事場は、もう家かカフェの二択ではありません。
THE HUBの提携ワークスペース1,828か所突破は、その流れを象徴するニュースでした。
家で完結できる日が多くても、たまに外へ出られる選択肢があるだけで、働きやすさはかなり変わります。まずは自分が「どんな日に家以外で働きたくなるのか」を考えて、その頻度に合うサービスを選ぶのが失敗しにくいです。


